矯正治療の治療期間について

年齢によって矯正治療の期間が異なります

まず、子供の矯正に関しては永久歯が生え変わるまでに行います。実際に歯を移動させる期間は1年程度ですが、中には数年のスパンで治療を行う場合も。骨格的な成長や発育を管理することを目的とした装置に関しては、治療期間が長めになってしまいます。
その他、大人の矯正の特徴として、下記のことが挙げられます。

本格的な治療具をつける期間は約2~3年
部分矯正具をつける期間は、約半年~1年
矯正具を装着している期間のほかに、保定装置を使う期間が発生することもある
口の中や身体の健康を維持することが、歯を動かすためにとても大切である
毎日の矯正具の手入れや治療、通院に怠慢が生じると、治療が遅れてしまうことがある

一つずつ、詳しくご説明します。

歯の矯正に必要な期間とは

早期矯正治療(お子様が対象)の場合

お子様を対象とした早期矯正治療は、基本的に永久歯が生え変わるまでの通院です。歯を移動させる期間は実質半年から1年先、それ以外は3~6ヵ月ごとに定期健診を行います。
中には、骨格的な成長と発育を管理する目的で装置を数年使う可能性も。
永久歯が生え変わってからは、必要に応じて本格矯正治療に着手します。

本格矯正を行う場合

本格矯正治療とは、永久歯を対象に行う矯正治療のことです。
患者様の症状やご希望により治療に期間はまちまちですが、矯正具をつけている期間としては2~3年程度でお考えいただけたらと思います。
矯正具をつける期間が終了したら、歯並びが戻ってしまわないよう保定装置というマウスピースをつけて生活してもらいます。保定装置は、食事のとき以外は基本的につけておいてください。
また、2~3年程度は4ヵ月毎の検診が必要です。経過を診ながら、保定装置の装着時間を徐々に減らしていきます。
ただし、期間については患者様の状況によって変わることがあるのでご了承ください。例えば不正咬合の傾向が強い、歯周病や虫歯、欠損歯があると期間が長くなることもあります

部分矯正を行う場合

部分矯正とは、その名の通り歯の一部のみを矯正する方法です。部分矯正を希望されても、歯並びによってはできないケースもあるためあらかじめご了承ください。
部分矯正では、矯正具を半年~1年程度つけたのち保定装置へ移行します。歯並びが戻りやすいと判断した場合、保定期間が長くなることもあるので頭の片隅に入れておいてください。

歯列矯正の治療期間を短くしたい方へ

矯正治療にかかる期間は、患者様によってまちまちです。症状や矯正方法に影響されることが多いですが、それ以外にも長期化するケースが考えられます。

治療が長引くケースとは?

矯正治療が長期化するのは、主に下記の場合です。

矯正中に歯周病や虫歯が発生し、先にその治療を進める必要が生じた場合
矯正具の装着や定期健診を怠った場合
矯正具の不具合を放置した場合
保定装置の装着を怠り、歯並びが戻ってしまった場合
普段の歯磨きや手入れが不十分で、矯正具が汚れたり歯肉が炎症を起こした場合

矯正治療の期間を長引かせないために

矯正治療を長引かせてしまわないためには、指導された装着時間・方法を守り日頃のケアも忘れず行うことが重要です。

1口周りの悪癖を直す

例えば前歯を舌で押したり、唇をかむ癖や頬杖をついたりする癖がある方は要注意です。前歯の噛み合わせがなかなか改善しない、必要以上に歯が動いてしまう等のリスクが生じます。

2身体の新陳代謝を高める

矯正で歯が移動することには、歯の周辺の組織代謝が関係しています。
新陳代謝が活発であればあるほど、歯の移動も進行しやすいため結果的に矯正期間の短縮に繋がるといえるでしょう。
矯正中は特に、規則的な生活を心がけて身体の新陳代謝を活性化させましょう。また、喫煙歴のある方は少し我慢するだけで血流を良くして歯の移動を促すことができますよ。

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