医院ブログ

2025.08.29更新

インプラントの治療後に腫れると聞き、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

治療後の腫れは多くの方が経験する自然な反応です。

 

しかし、腫れのピークや回復の目安を知らないと、症状に対して不安に感じてしまうことがあります。

さらに、腫れが長引くと「何か問題があるのではないか」と心配になる方も少なくありません。

本記事では、インプラント治療後に起こる腫れのピークや回復期間、症状を軽くする方法・注意点について詳しく解説します。  

 

インプラント治療後に腫れるのはなぜ

インプラント治療後に腫れるのはなぜ

インプラント治療後に腫れる理由については、以下のとおりです。  

  • ・治療による組織損傷と炎症反応
  • ・腫れの程度は個人差がある

 

それぞれ説明します。

 

治療による組織損傷と炎症反応

インプラント治療後に腫れる理由は、治療による組織の損傷と、それに伴う炎症反応が原因です

人工の歯根を顎の骨に入れる際、歯茎を切ったり骨を削ったりするため、体に怪我を負ったのと同じ状態になります。

その結果、傷を治そうとして血液や免疫細胞が集まることで組織が膨らみ、一時的な腫れとなります  

 

腫れの程度は個人差がある

インプラント治療後に腫れるかどうかは、人によって異なります。

腫れに個人差があるのは、治療内容や体の状態、生活習慣などが関係しています。

 

たとえば、多くの歯を治療した人や、骨を増やすほどの大掛かりな治療を受けた人は、腫れが出やすくなります。

また、高齢や持病のある人は、体の回復力がゆっくりになるため、腫れが長引くことがあります。

 

インプラント治療後の腫れのピークはいつ頃か

インプラント治療後の腫れのピークはいつ頃か

インプラント治療後の腫れのピークについては、以下のとおりです。  

  • ・一般的には治療後2~3日目がピーク
  • ・その後1週間程度で落ち着く

 

それぞれ解説します。

 

一般的には術後2~3日目がピーク

インプラント治療後に顔や歯茎が腫れるピークは、体が傷を治そうとする力が一番働く、2〜3日目になります。

治療直後は麻酔の影響で腫れを感じにくいですが、時間の経過とともに血液や免疫細胞が集まり、腫れが目立ってきます。

 

また、治療範囲が広いケースや体調が万全ではない人は、腫れが長引くこともあります。

 

その後1週間程度で落ち着く

インプラント治療後の腫れは、通常1週間ほどで治まります

これは、体が傷を修復しようとする自然な反応です。

 

たとえば、複数本のインプラントを入れた場合や、骨の再生処置を伴うと腫れが強く出たり、長引いたりすることもあります。

個人差はありますが、ほとんどの方は1週間ほどで落ち着くため、過度な心配は不要です。  

 

インプラント治療の腫れを軽減するための対処法

インプラント治療の腫れを軽減するための対処法

インプラント治療の腫れを軽減するための対処法は以下のとおりです。  

  • ・術後の冷却や安静
  • ・痛み止めや抗生物質の正しい服用
  • ・歯科医師の指示を守ること

 

順番に解説します。

 

治療後の冷却や安静

インプラント治療後の腫れを抑えるには、冷却と安静が効果的です

治療によってできた傷を治そうとして腫れるため、炎症を抑える必要があります。

冷却は、タオルで包んだ保冷剤などを頬に当て、15〜20分冷やしたら、10〜40分程度の間隔を空けて再度冷却を行いましょう。

 

また、治療から2〜3日間は激しい運動や長時間の入浴を控え、体を休ませることも大切です。  

 

痛み止めや抗生物質の正しい服用

インプラント治療後の腫れや痛みを抑えるために、歯科医院で処方された薬を正しく飲むことが重要です。

痛み止めや抗生物質の服用は、体の回復を助けるうえで欠かせません。

痛み止めは痛みが強くなる前の食後に服用し、自己判断をせずに、決められた回数と量を守る必要があります。

抗生物質は感染を防ぐための薬のため、症状が軽くなっても最後まで飲み切ることが大切です。

 

歯科医師の指示を守ること

インプラント治療後の腫れを抑えるには、歯科医師の指示を守ることが重要です

たとえば、処方された薬は決められたとおりに飲み切る必要があります。

途中でやめると、痛みや腫れが悪化したり、感染の原因になったりすることがあります。

腫れの症状が続く場合は自己判断せずに、歯科医院へ相談してください。  

 

当院では経験豊富な歯科医師が治療を行っています。 詳しくは下記をご覧ください。

岐阜駅前歯科クリニック・矯正歯科の歯科医師を見てみる  

 

インプラント治療後の腫れが長引く・悪化する場合の注意点

インプラント治療後の腫れが長引く・悪化する場合の注意点

インプラント治療後の腫れが長引いたり、悪化したりする場合の注意点は、以下のとおりです。  

  • ・感染の可能性があるため早めの受診
  • ・自己判断せず歯科医院に相談することが重要

 

それぞれ説明します。

 

感染の可能性があるため早めの受診

インプラント治療後の腫れが長引いたり悪化したりする場合、感染の可能性があります

放置すると炎症が広がり、インプラントが抜け落ちることもあります。

たとえば、術後4日以上経過しても腫れが引かない・膿や強い痛みが続く・発熱があるなどの症状があれば、注意してください。  

 

自己判断せず歯科医院に相談することが重要

インプラント治療後の腫れが長引く場合は、感染の可能性を考え、早めに歯科医院へ相談することが大切です

自己判断で様子を見るのではなく、早めの段階で歯科医師の診断を受けることで悪化を防ぎ、回復も早くなります。

軽い症状でも「念のために確認する」気持ちで、歯科医院を受診しましょう。  

 

インプラント治療のリスクについて詳しくは以下で解説しているので、ご覧ください。

インプラントのリスクについて  

 

まとめ:インプラント治療後の腫れのピークと回復を正しく理解しよう

まとめ:インプラント治療後の腫れのピークと回復を正しく理解しよう

本記事では、インプラント治療後に起こる腫れのピークや回復の目安、腫れを軽減する方法・悪化時の対処法について解説しました

治療後の腫れは一時的なことが多く、正しく対処すれば数日で落ち着くことがほとんどです。

ただし、症状が長引いたり強くなったりする場合は、感染の可能性もあるため、早めに歯科医院へ相談することが大切です  

 

当院では、300症例以上の実績(2023年1月〜12月)を持つ、経験豊富な歯科医師が在籍しています。

インプラント治療を検討している方は、お気軽に下記よりご相談ください。

岐阜駅前歯科クリニック・矯正歯科に相談してみる

投稿者: 岐阜駅前歯科クリニック矯正歯科

2025.08.22更新

「高齢でもインプラント治療は受けられるのだろうか」このような不安をお持ちではないでしょうか。

インプラントは、失った歯の機能や見た目を回復させる治療法です。

 

しかし、年齢を重ねるにつれて、通院やセルフケアが難しくなり、思ったように治療効果を得られずに後悔するケースもあります。

本記事では、老後にインプラント治療を受けるうえでの注意点やデメリット・後悔しないために確認するべきポイントについて、詳しく解説します。  

 

高齢になってからのインプラント治療は可能か

高齢になってからのインプラント治療は可能か

高齢になってからのインプラント治療については、以下のとおりです。  

  • ・年齢制限よりも全身状態の方が重要
  • ・70代・80代でも治療実績はある

 

それぞれ説明します。

 

年齢制限よりも全身状態の方が重要

高齢でも、全身の健康状態が良ければインプラント治療は可能です

実際、80代で治療を受ける方もいます。

大切なのは年齢より、体力や病気の有無、体の回復力です。

たとえば、骨が弱くなっている場合は、骨を増やす処置が必要になることがあります。

糖尿病や高血圧などの持病があると、手術後に傷が治りにくい傾向があります

 

そのため、インプラント治療を検討する方は、かかりつけの歯科医院に病気や服用薬を正しく伝えることが大切です。

体調に合った治療計画を立てることで、高齢でも安全に治療を受けられます。

 

70代・80代でも治療実績はある

70代・80代でも、インプラント治療を受けている方もいます。

年齢が高くても、健康状態が良ければ治療を行うことが可能です。

実際、80歳を過ぎて手術を受けたことで、食事を楽しめるようになった方もいます。

体力や骨の状態が整っていれば、高齢でも問題ありません。  

 

インプラント治療は何歳まで可能かについては以下の記事でも紹介しているので、合わせて参考にしてください。

インプラント治療の適応年齢と注意点を見てみる  

 

老後のインプラント治療における主なデメリット

老後のインプラント治療における主なデメリット

老後のインプラント治療における主なデメリットは、以下のとおりです。  

  • ・骨の吸収や体力低下による手術リスク
  • ・転倒や介護状態への備えが必要
  • ・メンテナンスの継続が難しくなる可能性がある

 

それぞれ解説します。

 

骨の吸収や体力低下による手術リスク

老後にインプラント治療を行う際は、骨の吸収や体力低下によるリスクに注意することが重要です

年齢を重ねると顎の骨が痩せやすいため、インプラントの埋入が難しくなる場合があります。

特に自分の歯を失ってから時間が経過すると、骨の吸収が進みます。

骨粗しょう症の方は、骨の密度が落ちやすいため注意が必要です。

 

また、体力が落ちていると手術後の回復が遅れたり、免疫力の低下によって、感染症のリスクが高まったりします。

そのため、インプラント治療前には歯科医師に健康状態や持病・服用薬について相談することが大切です。  

 

当院の無料カウンセリングについては、以下の参考ページからお問い合わせください。

岐阜駅前歯科クリニック・矯正歯科へお問い合わせしてみる  

 

転倒や介護状態への備えが必要

老後にインプラント治療を受ける際は、将来の介護や通院の難しさを考えておくことが大切です。

なぜなら、インプラントは、手術後も定期的な通院と日々のケアが必要だからです。

 

しかし、要介護状態や寝たきりになると歯科医院への通院が難しくなり、インプラント周囲の炎症など、口腔内環境の悪化リスクが高まります。

認知症になった場合や、転倒によるけがや手足の動きが悪くなることで、セルフケアが難しくなる場合もあります。

日頃の健康管理が重要になるため、インプラントを長く使い続けるには、将来のことを見据えて準備する必要があります。

 

メンテナンスの継続が難しくなる可能性がある

インプラントは、治療後も継続的なメンテナンスが必要です。

 

しかし、老後にはその継続が難しくなることがあります。

要介護状態や寝たきりになると、歯科医院への通院が難しくなるだけでなく、自分で歯を磨くことも困難になりがちです。

 

その結果、インプラント周囲の清掃が不十分になり、炎症(インプラント周囲炎)を引き起こす可能性があります。

炎症が悪化すると、最悪の場合インプラントが脱落する恐れもあるため、家族によるケアや訪問歯科の活用など、将来を見据えた備えが大切です。

 

老後のインプラント治療で後悔しないために考えるべきこと

老後のインプラント治療で後悔しないために考えるべきこと

老後のインプラント治療で後悔しないために考えるべきことは、以下のとおりです。  

  • ・インプラントと他の治療法を比較検討する
  • ・将来的な生活環境や家族のサポート体制を確認する

 

順番に解説します。

 

インプラントと他の治療法を比較検討する

インプラント治療に迷った場合は、他の治療法と比較・検討することが重要です。

他の選択肢には、「入れ歯」「ブリッジ」「差し歯」があります。  

種類 特徴
入れ歯 取り外しができて、費用も安い

見た目や噛みにくさがある

ブリッジ

健康な歯を削る必要がある

しっかり噛める

差し歯(被せ物治療)

歯根が残っていれば治療可能

短期間で完了する

インプラントは自然な見た目で、しっかり噛めることが特徴ですが、手術や高額な費用がかかります。

治療法にはそれぞれメリットや注意点があるため、年齢・体の状態・費用面を総合的に判断することが大切です。

 

将来的な生活環境や家族のサポート体制を確認する

インプラント治療で後悔しないためには、将来の生活環境や家族のサポート体制について、確認しておくことが大切です。

高齢になると、以下のようなリスクがインプラント治療に影響を及ぼす可能性があります。  

リスク 影響
手先の動きが不自由になる 歯磨きが不十分になり、インプラント周囲炎を引き起こす恐れがある
認知症などによるセルフケアの忘れ

清掃やメンテナンスが行き届かなくなり、口腔内の状態が悪化する

体力の低下・歩行困難 歯科医院への通院が困難になり、定期メンテナンスを受けにくくなる

こうした場面では、家族による通院時の送迎や付き添い、日常のケアの声かけや支援などが必要になることがあります。

 

また、治療時期やインプラントの本数、通っている歯科医院の情報なども、家族と事前に共有しておくことで、万が一のときにスムーズな対応が可能になります。  

 

まとめ:老後のインプラントは慎重な判断が大切

まとめ:老後のインプラントは慎重な判断が大切

本記事では、老後にインプラント治療を受ける際の注意点やデメリット、後悔しないために確認しておきたいポイントについて解説しました。

年齢を重ねると、通院やセルフケアを続けることが難しくなることもあるため、生活環境や家族のサポート体制を含めた総合的判断が必要です。  

 

当院では、老後の治療に関するご相談やセカンドオピニオンにも対応しています。

将来を見据えてインプラント治療を検討したい方は、まずはお気軽にご相談ください。

岐阜駅前歯科クリニック・矯正歯科に相談してみる

投稿者: 岐阜駅前歯科クリニック矯正歯科

2025.08.15更新

「インプラント治療を考えているけれど、自分に向いているか不安…」このような悩みをお持ちではないでしょうか。

インプラント治療は、失った歯を支える治療法ですが、全ての方に合うとは限りません。

健康状態やライフスタイル、経済面などによって、別の治療法が適している場合もあります。

 

本記事では、インプラント治療をやめたほうがいい人の特徴や、他の選択肢との比較ポイントについて、詳しく解説します。

 

インプラント治療をやめたほうがいいと言われる理由

インプラント治療をやめたほうがいいと言われる理由

インプラント治療は多くのメリットがありますが、「やめたほうがいい」と言われる理由がいくつかあります。

よく言われる理由は以下のとおりです。  

項目 理由
外科手術によるリスク 手術後に腫れや痛み、感染症、神経の損傷が起こる可能性がある
費用が高額

健康保険が使えないため、経済的な負担が大きい

治療期間が長い 治療完了まで数か月から1年ほどかかる場合がある
健康状態や生活習慣 糖尿病や骨粗しょう症などの病気、喫煙者、歯ぎしりの強い方は、リスクが高い
継続的なケアが必須

インプラントを長持ちさせるため、毎日のセルフケアと、歯科医院での定期的なメンテナンスが必要

自分に合った治療法を選ぶためにも、信頼できる歯科医師と相談することが大切です。

 

当院の歯科医師については、下記よりご確認ください。

岐阜駅前歯科クリニック・矯正歯科の歯科医師について

 

インプラント治療をやめたほうがいい人の特徴

インプラント治療をやめたほうがいい人の特徴

インプラント治療をやめたほうがいい人の特徴は、以下のとおりです。  

  • ・重度の糖尿病や骨粗しょう症など、全身疾患がある方
  • ・口腔衛生が不十分でメンテナンスが難しい方
  • ・経済的・時間的に通院が継続できない方

 

それぞれ説明します。

 

重度の糖尿病や骨粗しょう症など、全身疾患がある方

重度の糖尿病や骨粗しょう症など、全身の病気を持つ方は、インプラント治療に向いていません。

全身に疾患があると、手術の傷が治りにくくなったり、感染症のリスクが高くなったりします。

 

たとえば、血糖値がコントロールできない糖尿病の人は、傷が治りづらく、手術した箇所が感染しやすいです。

骨粗しょう症の人は、骨の強さが不足するため、インプラントが結合しないことがあります。

心臓や血管の病気、自己免疫疾患・血液の病気などがある人は、合併症が増える可能性があります

 

口腔衛生が不十分でメンテナンスが難しい方

口腔内が不衛生でメンテナンスが難しい方は、インプラント治療に向いていません

インプラントは虫歯になりませんが、歯周病菌による「インプラント周囲炎」を起こしやすいです。

毎日の歯磨きやデンタルフロスを習慣にできない人、歯科医院で定期的なメンテナンスに通えない人は炎症を起こしやすく、インプラントが抜け落ちる可能性があります。

重度の歯周病がある方は、歯周病治療で口腔環境を整えることが大切です。

 

経済的・時間的に通院が継続できない方

経済的・時間的な余裕がない方は、インプラント治療に向いていません。

インプラント治療は費用や通院回数が多く、長期的なメンテナンスが必要です。

インプラント1本あたり30万円〜60万円ほどかかり、治療期間も3か月〜1年以上かかる場合があります。

 

また、治療後も3か月〜6か月ごとに歯科医院でのメンテナンスが重要です。

通院やセルフケアを面倒に感じる方にとっては、インプラント治療の継続は難しいかもしれません。

 

インプラントに向かないライフスタイルや性格

インプラントに向かないライフスタイルや性格

インプラントに向かないライフスタイルや性格については、以下のとおりです。  

  • ・喫煙習慣がある方
  • ・定期通院を面倒に感じる方

 

それぞれ説明します。

 

喫煙習慣がある方

インプラント治療は、喫煙習慣がある方にはおすすめできません

たばこに含まれるニコチンや一酸化炭素は血管を細くして血の巡りを悪くするため、インプラントが骨と結合しづらくなり、治りが遅れます。

 

また、喫煙はインプラント周囲炎を引き起こすリスクが高くなります。

加熱式たばこや電子たばこも体に与える影響は同じです。

インプラント治療を検討する際、多くの歯科医院では、治療前の禁煙を推奨しています。

 

定期通院を面倒に感じる方

インプラント治療は、定期的な通院が苦手な方にはおすすめできません

インプラントを長持ちさせるためには、数ヶ月ごとに歯科医院での定期メンテナンスや毎日のセルフケアが重要です。

通院やケアを面倒に感じて怠ると、インプラント周囲炎を起こしやすくなります。

 

また、噛み合わせの調整や細菌チェックができるのは、歯科医院の定期メンテナンスだけです。

予防歯科の意識が低かったり、検診やケアを継続できなかったりする方は、インプラント以外の治療法を検討しましょう。

 

インプラント以外の治療法との比較

インプラント以外の治療法との比較

インプラント以外の治療法と比較した内容は以下のとおりです。  

  • ・入れ歯・ブリッジのメリット・デメリット
  • ・ライフステージに応じた選択肢の見直し

 

それぞれ説明します。

 

入れ歯・ブリッジのメリット・デメリット

入れ歯やブリッジは、インプラント以外で失った自分の歯を補う代表的な治療法です。

どちらにもそれぞれ、メリットとデメリットがあります。

入れ歯は手術をせずに作れて費用を抑えることが可能ですが、装着時に違和感が出たり、ずれやすかったりすることがあります。

 

ブリッジも手術が不要で治療期間が短く、自然な見た目で、費用もインプラントより安いです。 

しかし、健康な歯を削るため、歯の寿命が短くなるリスクがあります  

 

当院では、総入れ歯が合わない方にはオールオンフォー治療の提供も可能ですので、以下の記事も参考にしてください。

オールオンフォー治療について

 

ライフステージに応じた選択肢の見直し

ライフステージによって、最適な歯の治療法は異なります。

たとえば、成長期の子どもは顎の骨が発達途中のため、インプラントよりブリッジや入れ歯が向いています。  

 

インプラント治療をおすすめする理由

 インプラント治療をおすすめする理由

インプラント治療は、失った歯を補い、自然な見た目や機能を取り戻せる治療法です。

インプラントを選ぶ理由として、まず挙げられるのはその長期的な安定性です。

入れ歯やブリッジと比べて、インプラントは顎の骨に直接固定されるため、外れにくく、噛み合わせの力が分散されて周囲の歯にも負担がかかりにくくなります。

 

また、自分の歯と近い感覚で食事ができる点もメリットです。  

インプラント治療に不安があれば、まずは無料カウンセリングを受けて、専門医と一緒にご自身に合った方法を検討してみましょう。

 

当院では、最適な治療法をご提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

岐阜駅前歯科クリニック・矯正歯科に無料相談してみる

 

まとめ:インプラント治療をやめたほうがいい人とは

まとめ:インプラント治療をやめたほうがいい人とは 

本記事では、インプラント治療をやめたほうがいい人の特徴や、治療を選ぶ際に抑えておきたいポイントについて解説しました

インプラントは高い効果が期待できる反面、全身疾患や生活習慣、経済面・通院頻度など様々な条件によって向かない方もいます。

インプラント治療に適しているか不安な方や、ほかの治療法を検討したい方は、歯科医院でのカウンセリングをおすすめします。  

 

当院の無料カウンセリングについては、下記よりお問い合わせください。

岐阜駅前歯科クリニック・矯正歯科へ問い合わせてみる

投稿者: 岐阜駅前歯科クリニック矯正歯科

2025.08.08更新

「インプラント治療を考えているが、リスクや安全性が心配」このような不安をお持ちではないでしょうか。

インプラントは失った自分の歯の部分に人工の歯を装着する治療法ですが、手術や術後のトラブルについて気になる方は多いです。

治療を受ける前に、どのようなリスクや注意点があるか知っておくと安心して治療に臨むことができます。

 

本記事では、インプラント治療に伴うリスクや合併症、リスクを最小限に抑えるポイントについて詳しく解説します。

 

インプラント治療に伴う主なリスクや合併症

インプラント治療に伴う主なリスクや合併症

インプラント治療に伴う主なリスクや合併症は、以下のとおりです。  

  • ・手術時の神経損傷や出血の可能性
  • ・インプラントの脱落や不適合のリスク
  • ・感染(インプラント周囲炎)のリスク

 

それぞれ説明します。

 

手術時の神経損傷や出血の可能性

インプラント治療は、外科手術時に神経損傷や出血のリスクを伴います。

インプラントを埋め込む際、顎骨近くに通っている大きな神経や血管を、誤って傷つけてしまうことがあります。  

項目 主な特徴
神経の損傷 下唇や顎のしびれ、感覚異常
血管に傷

出血が止まりにくく、治りが遅れる

命に関わる場合もある

こうしたリスクは、骨の中の神経や血管の位置が人によって異なるために起こります。

安全に治療を進めるには、事前にCTなどで詳しく検査し、経験豊富な歯科医師が正確に手術することが重要です。  

 

当院の精密検査は最新機器を使用していますので、詳しくは下記のページを参考にしてください。

岐阜駅前歯科クリニック・矯正歯科の精密検査を見てみる

 

インプラントの脱落や不適合のリスク

インプラント治療には、人工歯根が顎の骨と結合しない脱落や不適合のリスクがあります。

主な原因は、骨の量や質の不足や、手術時の技術不足・術後の感染などです。

喫煙や糖尿病があると、骨の回復力が下がり、統合ができない可能性が高くなります。

 

また、治療後のケアが不十分だと、インプラント周囲炎を引き起こすこともあります。

リスクを減らすために、事前の精密検査や丁寧な術後のケアが大切です。  

 

感染(インプラント周囲炎)のリスク

インプラント治療で注意するべきリスクの1つが、感染(インプラント周囲炎)です。

感染は、歯磨き不足や定期的な検診を怠ることで、インプラント周囲に細菌が増え、歯茎や骨に炎症が広がります。

 

インプラントの歯茎は、天然の歯より細菌に弱いため、感染が進みやすいです。

初期は痛みもなく気づきにくいですが、放置すると骨が溶け、最終的にインプラントが抜け落ちる場合があります。  

 

当院の安全性とリスクについては、下記のページを参考にしてください。

インプラントの感染リスクについて

 

インプラント治療でリスクが高くなる原因

インプラント治療でリスクが高くなる原因

インプラント治療でリスクが高くなる原因については、以下のとおりです。  

  • ・喫煙や糖尿病などの全身疾患
  • ・歯周病や口腔内の清掃不良

 

それぞれ説明します。

 

喫煙や糖尿病などの全身疾患

インプラント治療は、喫煙や糖尿病などの全身に病気があるとリスクが高くなります。

たとえば、糖尿病は血糖値が高い状態が続くため、傷の治りが遅いです。

感染も起こしやすく、インプラントが骨と結合しないこともあります。

喫煙も、ニコチンや一酸化炭素の影響で血流が悪くなるため、酸素や栄養が届かなくなり、細菌感染リスクも高まります。

 

インプラント治療を成功させるためには、手術前から全身の健康管理が大切です。  

気になる病気や服用している薬があれば、歯科医師に相談してください。

岐阜駅前歯科クリニック・矯正歯科に相談してみる

 

歯周病や口腔内の清掃不良

インプラント治療では、歯周病や口腔内の不衛生の場合、リスクが大きくなります。

インプラントは天然の歯と比べて細菌に弱いため、炎症や感染が起こりやすいです。

 

たとえば、歯磨き不足や歯石が多いことで細菌が増え、インプラント周囲炎のリスクが高まります。

炎症が進行すると、顎の骨が少しずつ溶けていき、インプラントが抜け落ちることもあります。

毎日の歯磨きや歯科医院での定期的なメンテナンスを続けることが大切です。

 

インプラント治療のリスクを最小限にするためにできること

インプラント治療のリスクを最小限にするためにできること

インプラント治療のリスクを最小限にするためにできることは、以下のとおりです。  

  • ・信頼できる歯科医院を選ぶ
  • ・定期的なメンテナンスとセルフケア

 

それぞれ説明します。

 

信頼できる歯科医院を選ぶ

インプラント治療でトラブルを防ぐには、信頼できる歯科医院を選ぶことが重要です。

歯科医院選びで、インプラント治療の安全性や成功率が変わります。

CTなどの精密検査を行い、骨や神経の位置を正確に調べて安全な治療方針を立てる歯科医院を選びましょう。

 

また、手術時に使用する器具の徹底した滅菌など、衛生面や安全対策も欠かせません。

治療後の定期的なメンテナンスや丁寧な説明が受けられること、歯科医師の技術・経験も重要なポイントです。  

 

岐阜市周辺でインプラント治療を検討している方は下記の記事をご覧ください。

岐阜市付近でおすすめのインプラント治療のできる歯科医院について

 

定期的なメンテナンスとセルフケア

インプラントを長持ちさせるため、歯科医院で数ヶ月に1回、定期的なメンテナンスを受ける必要があります。

メンテナンスを怠るとインプラント周囲炎にかかりやすく、インプラントが脱落するリスクが高まります。

 

また、自宅での通常の歯磨きに加えて、デンタルフロスや専用ブラシを使ってセルフケアを行うことが重要です。

歯科医院で正しいケア方法を教わることができます。

歯科医師による定期的なメンテナンスと、毎日のセルフケアを続ければ、10年以上インプラントを使い続けることが可能です。  

 

まとめ:インプラント治療のリスクを正しく理解し、安全な治療を目指そう

まとめ:インプラント治療のリスクを正しく理解し、安全な治療を目指そう

本記事では、インプラント治療に伴うリスクや注意すべきポイントについて解説しました。

インプラント治療を安全に受けるには、歯科医院選びや術前・術後のケア、健康管理が大切です。  

 

当院では、年間300症例以上の豊富な治療実績と丁寧なカウンセリングで、患者様一人ひとりに合った安全なインプラント治療を提供しています。

インプラント治療に疑問や不安がある方は、お気軽にご相談ください。

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投稿者: 岐阜駅前歯科クリニック矯正歯科

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