医院ブログ

2025.08.15更新

「インプラント治療を考えているけれど、自分に向いているか不安…」このような悩みをお持ちではないでしょうか。

インプラント治療は、失った歯を支える治療法ですが、全ての方に合うとは限りません。

健康状態やライフスタイル、経済面などによって、別の治療法が適している場合もあります。

 

本記事では、インプラント治療をやめたほうがいい人の特徴や、他の選択肢との比較ポイントについて、詳しく解説します。

 

インプラント治療をやめたほうがいいと言われる理由

インプラント治療をやめたほうがいいと言われる理由

インプラント治療は多くのメリットがありますが、「やめたほうがいい」と言われる理由がいくつかあります。

よく言われる理由は以下のとおりです。  

項目 理由
外科手術によるリスク 手術後に腫れや痛み、感染症、神経の損傷が起こる可能性がある
費用が高額

健康保険が使えないため、経済的な負担が大きい

治療期間が長い 治療完了まで数か月から1年ほどかかる場合がある
健康状態や生活習慣 糖尿病や骨粗しょう症などの病気、喫煙者、歯ぎしりの強い方は、リスクが高い
継続的なケアが必須

インプラントを長持ちさせるため、毎日のセルフケアと、歯科医院での定期的なメンテナンスが必要

自分に合った治療法を選ぶためにも、信頼できる歯科医師と相談することが大切です。

 

当院の歯科医師については、下記よりご確認ください。

岐阜駅前歯科クリニック・矯正歯科の歯科医師について

 

インプラント治療をやめたほうがいい人の特徴

インプラント治療をやめたほうがいい人の特徴

インプラント治療をやめたほうがいい人の特徴は、以下のとおりです。  

  • ・重度の糖尿病や骨粗しょう症など、全身疾患がある方
  • ・口腔衛生が不十分でメンテナンスが難しい方
  • ・経済的・時間的に通院が継続できない方

 

それぞれ説明します。

 

重度の糖尿病や骨粗しょう症など、全身疾患がある方

重度の糖尿病や骨粗しょう症など、全身の病気を持つ方は、インプラント治療に向いていません。

全身に疾患があると、手術の傷が治りにくくなったり、感染症のリスクが高くなったりします。

 

たとえば、血糖値がコントロールできない糖尿病の人は、傷が治りづらく、手術した箇所が感染しやすいです。

骨粗しょう症の人は、骨の強さが不足するため、インプラントが結合しないことがあります。

心臓や血管の病気、自己免疫疾患・血液の病気などがある人は、合併症が増える可能性があります

 

口腔衛生が不十分でメンテナンスが難しい方

口腔内が不衛生でメンテナンスが難しい方は、インプラント治療に向いていません

インプラントは虫歯になりませんが、歯周病菌による「インプラント周囲炎」を起こしやすいです。

毎日の歯磨きやデンタルフロスを習慣にできない人、歯科医院で定期的なメンテナンスに通えない人は炎症を起こしやすく、インプラントが抜け落ちる可能性があります。

重度の歯周病がある方は、歯周病治療で口腔環境を整えることが大切です。

 

経済的・時間的に通院が継続できない方

経済的・時間的な余裕がない方は、インプラント治療に向いていません。

インプラント治療は費用や通院回数が多く、長期的なメンテナンスが必要です。

インプラント1本あたり30万円〜60万円ほどかかり、治療期間も3か月〜1年以上かかる場合があります。

 

また、治療後も3か月〜6か月ごとに歯科医院でのメンテナンスが重要です。

通院やセルフケアを面倒に感じる方にとっては、インプラント治療の継続は難しいかもしれません。

 

インプラントに向かないライフスタイルや性格

インプラントに向かないライフスタイルや性格

インプラントに向かないライフスタイルや性格については、以下のとおりです。  

  • ・喫煙習慣がある方
  • ・定期通院を面倒に感じる方

 

それぞれ説明します。

 

喫煙習慣がある方

インプラント治療は、喫煙習慣がある方にはおすすめできません

たばこに含まれるニコチンや一酸化炭素は血管を細くして血の巡りを悪くするため、インプラントが骨と結合しづらくなり、治りが遅れます。

 

また、喫煙はインプラント周囲炎を引き起こすリスクが高くなります。

加熱式たばこや電子たばこも体に与える影響は同じです。

インプラント治療を検討する際、多くの歯科医院では、治療前の禁煙を推奨しています。

 

定期通院を面倒に感じる方

インプラント治療は、定期的な通院が苦手な方にはおすすめできません

インプラントを長持ちさせるためには、数ヶ月ごとに歯科医院での定期メンテナンスや毎日のセルフケアが重要です。

通院やケアを面倒に感じて怠ると、インプラント周囲炎を起こしやすくなります。

 

また、噛み合わせの調整や細菌チェックができるのは、歯科医院の定期メンテナンスだけです。

予防歯科の意識が低かったり、検診やケアを継続できなかったりする方は、インプラント以外の治療法を検討しましょう。

 

インプラント以外の治療法との比較

インプラント以外の治療法との比較

インプラント以外の治療法と比較した内容は以下のとおりです。  

  • ・入れ歯・ブリッジのメリット・デメリット
  • ・ライフステージに応じた選択肢の見直し

 

それぞれ説明します。

 

入れ歯・ブリッジのメリット・デメリット

入れ歯やブリッジは、インプラント以外で失った自分の歯を補う代表的な治療法です。

どちらにもそれぞれ、メリットとデメリットがあります。

入れ歯は手術をせずに作れて費用を抑えることが可能ですが、装着時に違和感が出たり、ずれやすかったりすることがあります。

 

ブリッジも手術が不要で治療期間が短く、自然な見た目で、費用もインプラントより安いです。 

しかし、健康な歯を削るため、歯の寿命が短くなるリスクがあります  

 

当院では、総入れ歯が合わない方にはオールオンフォー治療の提供も可能ですので、以下の記事も参考にしてください。

オールオンフォー治療について

 

ライフステージに応じた選択肢の見直し

ライフステージによって、最適な歯の治療法は異なります。

たとえば、成長期の子どもは顎の骨が発達途中のため、インプラントよりブリッジや入れ歯が向いています。  

 

インプラント治療をおすすめする理由

 インプラント治療をおすすめする理由

インプラント治療は、失った歯を補い、自然な見た目や機能を取り戻せる治療法です。

インプラントを選ぶ理由として、まず挙げられるのはその長期的な安定性です。

入れ歯やブリッジと比べて、インプラントは顎の骨に直接固定されるため、外れにくく、噛み合わせの力が分散されて周囲の歯にも負担がかかりにくくなります。

 

また、自分の歯と近い感覚で食事ができる点もメリットです。  

インプラント治療に不安があれば、まずは無料カウンセリングを受けて、専門医と一緒にご自身に合った方法を検討してみましょう。

 

当院では、最適な治療法をご提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

岐阜駅前歯科クリニック・矯正歯科に無料相談してみる

 

まとめ:インプラント治療をやめたほうがいい人とは

まとめ:インプラント治療をやめたほうがいい人とは 

本記事では、インプラント治療をやめたほうがいい人の特徴や、治療を選ぶ際に抑えておきたいポイントについて解説しました

インプラントは高い効果が期待できる反面、全身疾患や生活習慣、経済面・通院頻度など様々な条件によって向かない方もいます。

インプラント治療に適しているか不安な方や、ほかの治療法を検討したい方は、歯科医院でのカウンセリングをおすすめします。  

 

当院の無料カウンセリングについては、下記よりお問い合わせください。

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投稿者: 岐阜駅前歯科クリニック矯正歯科

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