インプラント治療後の腫れのピークは?時期と対処法を解説
2025.08.29更新
インプラントの治療後に腫れると聞き、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
治療後の腫れは多くの方が経験する自然な反応です。
しかし、腫れのピークや回復の目安を知らないと、症状に対して不安に感じてしまうことがあります。
さらに、腫れが長引くと「何か問題があるのではないか」と心配になる方も少なくありません。
本記事では、インプラント治療後に起こる腫れのピークや回復期間、症状を軽くする方法・注意点について詳しく解説します。
インプラント治療後に腫れるのはなぜ
インプラント治療後に腫れる理由については、以下のとおりです。
- ・治療による組織損傷と炎症反応
- ・腫れの程度は個人差がある
それぞれ説明します。
治療による組織損傷と炎症反応
インプラント治療後に腫れる理由は、治療による組織の損傷と、それに伴う炎症反応が原因です。
人工の歯根を顎の骨に入れる際、歯茎を切ったり骨を削ったりするため、体に怪我を負ったのと同じ状態になります。
その結果、傷を治そうとして血液や免疫細胞が集まることで組織が膨らみ、一時的な腫れとなります。
腫れの程度は個人差がある
インプラント治療後に腫れるかどうかは、人によって異なります。
腫れに個人差があるのは、治療内容や体の状態、生活習慣などが関係しています。
たとえば、多くの歯を治療した人や、骨を増やすほどの大掛かりな治療を受けた人は、腫れが出やすくなります。
また、高齢や持病のある人は、体の回復力がゆっくりになるため、腫れが長引くことがあります。
インプラント治療後の腫れのピークはいつ頃か
インプラント治療後の腫れのピークについては、以下のとおりです。
- ・一般的には治療後2~3日目がピーク
- ・その後1週間程度で落ち着く
それぞれ解説します。
一般的には術後2~3日目がピーク
インプラント治療後に顔や歯茎が腫れるピークは、体が傷を治そうとする力が一番働く、2〜3日目になります。
治療直後は麻酔の影響で腫れを感じにくいですが、時間の経過とともに血液や免疫細胞が集まり、腫れが目立ってきます。
また、治療範囲が広いケースや体調が万全ではない人は、腫れが長引くこともあります。
その後1週間程度で落ち着く
インプラント治療後の腫れは、通常1週間ほどで治まります。
これは、体が傷を修復しようとする自然な反応です。
たとえば、複数本のインプラントを入れた場合や、骨の再生処置を伴うと腫れが強く出たり、長引いたりすることもあります。
個人差はありますが、ほとんどの方は1週間ほどで落ち着くため、過度な心配は不要です。
インプラント治療の腫れを軽減するための対処法
インプラント治療の腫れを軽減するための対処法は以下のとおりです。
- ・術後の冷却や安静
- ・痛み止めや抗生物質の正しい服用
- ・歯科医師の指示を守ること
順番に解説します。
治療後の冷却や安静
インプラント治療後の腫れを抑えるには、冷却と安静が効果的です。
治療によってできた傷を治そうとして腫れるため、炎症を抑える必要があります。
冷却は、タオルで包んだ保冷剤などを頬に当て、15〜20分冷やしたら、10〜40分程度の間隔を空けて再度冷却を行いましょう。
また、治療から2〜3日間は激しい運動や長時間の入浴を控え、体を休ませることも大切です。
痛み止めや抗生物質の正しい服用
インプラント治療後の腫れや痛みを抑えるために、歯科医院で処方された薬を正しく飲むことが重要です。
痛み止めや抗生物質の服用は、体の回復を助けるうえで欠かせません。
痛み止めは痛みが強くなる前の食後に服用し、自己判断をせずに、決められた回数と量を守る必要があります。
抗生物質は感染を防ぐための薬のため、症状が軽くなっても最後まで飲み切ることが大切です。
歯科医師の指示を守ること
インプラント治療後の腫れを抑えるには、歯科医師の指示を守ることが重要です。
たとえば、処方された薬は決められたとおりに飲み切る必要があります。
途中でやめると、痛みや腫れが悪化したり、感染の原因になったりすることがあります。
腫れの症状が続く場合は自己判断せずに、歯科医院へ相談してください。
当院では経験豊富な歯科医師が治療を行っています。 詳しくは下記をご覧ください。
インプラント治療後の腫れが長引く・悪化する場合の注意点
インプラント治療後の腫れが長引いたり、悪化したりする場合の注意点は、以下のとおりです。
- ・感染の可能性があるため早めの受診
- ・自己判断せず歯科医院に相談することが重要
それぞれ説明します。
感染の可能性があるため早めの受診
インプラント治療後の腫れが長引いたり悪化したりする場合、感染の可能性があります。
放置すると炎症が広がり、インプラントが抜け落ちることもあります。
たとえば、術後4日以上経過しても腫れが引かない・膿や強い痛みが続く・発熱があるなどの症状があれば、注意してください。
自己判断せず歯科医院に相談することが重要
インプラント治療後の腫れが長引く場合は、感染の可能性を考え、早めに歯科医院へ相談することが大切です。
自己判断で様子を見るのではなく、早めの段階で歯科医師の診断を受けることで悪化を防ぎ、回復も早くなります。
軽い症状でも「念のために確認する」気持ちで、歯科医院を受診しましょう。
インプラント治療のリスクについて詳しくは以下で解説しているので、ご覧ください。
まとめ:インプラント治療後の腫れのピークと回復を正しく理解しよう
本記事では、インプラント治療後に起こる腫れのピークや回復の目安、腫れを軽減する方法・悪化時の対処法について解説しました。
治療後の腫れは一時的なことが多く、正しく対処すれば数日で落ち着くことがほとんどです。
ただし、症状が長引いたり強くなったりする場合は、感染の可能性もあるため、早めに歯科医院へ相談することが大切です。
当院では、300症例以上の実績(2023年1月〜12月)を持つ、経験豊富な歯科医師が在籍しています。
インプラント治療を検討している方は、お気軽に下記よりご相談ください。
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