医院ブログ

2025.12.25更新

インプラント治療を受けたものの、痛みやぐらつきが続いて不安…」このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。

インプラントは、人工の歯根で噛む力を回復させますが、結合不良や炎症などのトラブルが起こる可能性はゼロではありません。

 

しかし、トラブルの原因は骨の状態・生活習慣・術後ケアなどさまざまです。

本記事では、インプラントが失敗すると起こる症状や主な原因、再治療の選択肢、安全性の高い歯科医院選びのポイントについて分かりやすく解説します。

 

インプラントが失敗するとどうなる?

インプラントが失敗するとどうなる?

インプラントが失敗したと思われる症状は、以下のとおりです。  

 

  • ・骨と結合しない
  • ・痛み・腫れが引かない
  • ・インプラント周囲炎の発症
  • ・インプラントの動揺・脱落

 

それぞれ説明します。

 

骨と結合しない

骨と結合しない場合、噛む力を支えられず、ぐらつきの原因になります。

失敗の原因は、骨の質が弱かったり、喫煙の影響や細菌に感染したりするなどです。

痛みや違和感が出ることが多く、放置すると脱落する恐れがあります。

 

痛み・腫れが引かない

手術後は、数日ほど痛みや腫れが出ることがありますが、1週間以上強い痛みが続く場合は注意が必要です。

痛みが続くと、周囲の骨が炎症を起こし、インプラントの安定性が落ちます。

 

インプラント周囲炎の発症

インプラント周囲炎は、人工歯根の周りに起こる病気です

軽度では歯茎が赤く腫れたり、歯磨きのときに出血が見られたりします。

重度になると、膿や強い痛みが伴うこともあります。

 

インプラントの動揺・脱落

インプラントの動揺や脱落は、強い炎症や噛み合わせの負担、骨と結合していないことが原因です。

強い力が一点に集中すると人工歯根に負担がかかり、安定性が落ちます。

 

また、動揺が続くと、人工歯根が骨から外れ、脱落することがあります。

 

インプラント失敗の原因

インプラント失敗の原因

インプラント失敗の原因は、以下のとおりです。  

 

  • ・術前診断の不足
  • ・骨量不足・骨質不良
  • ・喫煙・生活習慣の影響
  • ・治療後のケア不足

 

それぞれ説明します。

 

術前診断の不足

インプラント治療では、術前の診断が不十分だと、正しい角度や位置に埋められず、骨との結合が弱まります。

骨の厚さや神経の位置、噛み合わせを正確に確認しないと、安全にインプラントを埋入できません。

 

また、炎症が起きやすくなるなど、失敗へのリスクが高まります。   

 

当院の精密検査については、以下の参考ページをご確認ください。

岐阜駅前歯科クリニック・矯正歯科の精密検査を見てみる

 

骨量不足・骨質不良

骨量不足は、加齢や歯周病、長期間の欠損が原因になります。

 

また、骨が薄い方や骨質が柔らかい方は、結合が遅れたり、動揺の原因になったりします。

 

喫煙・生活習慣の影響

喫煙習慣があると、ニコチンが血管を収縮させて治療の回復を遅らせるため、インプラントの成功率は下がります。

血流の悪化、骨と人工歯根の結合を弱め、周囲炎が起きやすくなります。

歯ぎしりや食いしばりなどの生活習慣も、動揺の原因です。

 

治療後のケア不足

治療後のケアが不足すると、インプラント周囲炎が起きやすくなります。

人工歯根は虫歯になりませんが、磨き残しが続くと細菌が増え、骨の吸収につながることもあります。

 

インプラントが失敗した場合の対処法

インプラントが失敗した場合の対処法

インプラントが失敗した場合の対処法は、以下のとおりです。  

 

  • ・歯科医院での検査(CT・レントゲン)
  • ・除去して再治療するケース
  • ・骨造成・骨移植を行うケース
  • ・ザイゴマインプラントを行うケース

 

それぞれ説明します。

 

歯科医院での検査(CT・レントゲン)

インプラントがうまく機能しない場合は、歯科用CTやレントゲンなど、精密検査を行うことが大切です。

歯科用CTを使えば、骨の厚みや人工歯根の角度を立体で見ることができ、問題点を把握しやすくなります。

 

また、検査を行うことで、再治療や除去方法など、適切な方法を選択できます。  

 

当院の歯科用CTや完全滅菌された手術室については以下をご覧ください。

岐阜駅前歯科クリニック・矯正歯科の設備を詳しく見てみる

 

除去して再治療するケース

骨と人工歯根が結合していない場合は、除去して再治療を行います。

除去後は、骨の自然回復を待つか、骨造成を行って再度埋入します。

再治療では、失敗した原因を明確にし、精密な診断と適切な位置を見極めることが大事です。

 

骨造成・骨移植を行うケース

骨が不足している場合は、骨造成や骨移植で骨の量を増やすと、インプラントが安定しやすくなります。

骨造成や骨移植によって、人工歯根を適切な位置に埋められる状態を作ることができます。

骨が増えるまで数か月かかりますが、成功率を高めるためには欠かせません。  

 

骨が薄い方の治療については下記も合わせてご確認ください。

骨が薄い方のインプラント治療法について

 

ザイゴマインプラントを行うケース

重度の骨吸収がある方には、ザイゴマインプラントが有効な手段です。

ザイゴマインプラントは骨移植が不要なケースが多く、治療期間が短縮されることがあります。

 

ただし、治療の難易度が高いため、専門の症例経験や設備が必要です。

 

インプラント治療の失敗を防ぐ歯科医院選び

インプラント治療の失敗を防ぐ歯科医院選び

インプラント治療の失敗を防ぐ歯科医院選びは、以下のとおりです。  

 

  • ・カウンセリングをしっかりと受けられる場所を選ぶ
  • ・症例数と難症例への対応ができるか事前に確認する
  • ・格安インプラント治療を選ばない

 

それぞれ説明します。

 

カウンセリングをしっかりと受けられる場所を選ぶ

インプラントの成功率を高めるには、カウンセリングが欠かせません。

患者様の不安を確認したり、骨の状態を丁寧に説明する歯科医院は、適切な治療計画を行ってくれます。

治療の流れや費用面、通院回数などを明確に伝えてくれる歯科医院は信頼でき、トラブルを未然に防げます。

 

症例数と難症例への対応ができるか事前に確認する

症例数が多い歯科医院は、成功率が高く、難しい症例にも対応しやすいです。

骨が少なかったり、歯周病を経験していたりする方は、口の中の状態に合わせた治療が必要になります。  

 

当院では、年間300症例以上の実績があるので、下記よりお気軽にご相談ください。

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格安インプラント治療を選ばない

極端に安いインプラント治療は、安価な素材や術前の不十分な診断によって、リスクが大きいです。

短期間では問題なくても、数年後に周囲炎が起こることがあります。

費用だけで選ばず、設備や治療方針なども合わせて確認することが大切です。

 

まとめ:インプラント治療に失敗したら再治療という選択肢もある

まとめ:インプラント治療に失敗したら再治療という選択肢もある

本記事では、インプラント治療が失敗した場合に起こる症状や、原因・再治療方法について解説しました。

インプラントは、骨の状態や生活習慣などが成功率に影響します。

 

また、術前の診断精度・担当医師の経験・治療後のメンテナンスも重要なポイントです。  

当院では、経験豊富な歯科医師が治療を担当しています。 下記よりお気軽にご相談ください。

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投稿者: 岐阜駅前歯科クリニック矯正歯科

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