医院ブログ

2025.11.27更新

「骨が少ないとインプラントできないのでは?」このような不安をお持ちではないでしょうか。

顎の骨が薄く足りない場合でも、最新の医療技術によってインプラント治療はできます。

 

しかし、事前の検査と治療計画が重要です。

本記事では、骨が少ないとインプラントが難しい理由や最新の治療方法、注意点について分かりやすく解説します。

 

骨が少ないとインプラントが難しい理由

骨が少ないとインプラントが難しい理由

骨が少ないとインプラントが難しい理由は、以下のとおりです。  

  • ・骨吸収が進む可能性がある
  • ・骨が足りない状態では安定できない

 

それぞれ解説します。

 

骨吸収が進む可能性がある

インプラント治療の土台となる顎の骨が薄い状態だと、骨吸収が進んでしまうリスクが高まります。

骨が薄い場所には、噛む力が伝わりにくくなります。

体は刺激がない骨を「不要」と判断し、吸収されることが原因です。

 

骨が足りない状態では安定できない

骨が足りない状態では土台が人工歯根を支えられず、インプラントが不安定になります。

骨の厚さが5ミリ未満だと、人工歯根がぐらついて抜け落ちる危険性が高いです。

 

また、上顎では、インプラントが上顎洞(じょうがくどう)に貫通してしまうリスクもあります。

 

骨が少なくてもインプラント治療ができる最新の方法

骨が少なくてもインプラント治療ができる最新の方法

骨が少なくてもインプラント治療ができる最新の方法については、以下のとおりです。  

  • ・骨造成で骨を再生する
  • ・サイナスリフト・ソケットリフトによる上顎の補強
  • ・オールオンフォーで骨のある部位に固定する
  • ・ザイゴマインプラントによる高度治療

 

それぞれ説明します。

 

骨造成で骨を再生する

インプラントの土台となる顎の骨が薄い場合でも、骨造成(こつぞうせい)治療で、骨を再生することが可能です。

この処置を行うことで、インプラント治療を安全に受けられます。

骨がインプラントを埋められる硬さになるまで、通常3か月から6か月の治癒期間が必要です。

 

サイナスリフト・ソケットリフトによる上顎の補強

インプラントを上顎の奥歯に入れる際は、「サイナスリフト」や「ソケットリフト」のような特別な骨造成治療で骨を再生することが可能です。  

治療名 骨の薄さ 治療方法
サイナスリフト 3~5ミリ以下 歯茎の横から骨に穴を開けて、空洞の粘膜を持ち上げ、広範囲に骨を再生させる
ソケットリフト 3~5ミリ以上 インプラントを埋入する穴から骨を足し、粘膜を押し上げる

治療方法の違いは、骨の厚みによって異なります。

手術の負担が少なく、インプラントと同時に処置できるのは、「ソケットリフト」です。  

 

当院のサイナスリフト・ソケットリフトについては、下記のページを参考にしてください。

サイナスリフト・ソケットリフトについて

 

オールオンフォーで骨のある部位に固定する

歯がほとんどない場合でも、オールオンフォー治療法を使えば、骨造成をせずにインプラント治療ができます。

オールオンフォーは、片顎に対して最小4本の人工歯根を埋め込んで固定し、14本の人工歯を支えます。

 

ザイゴマインプラントによる高度治療

通常の骨造成やオールオンフォー治療でも対応できない場合は、ザイゴマインプラントという特別な治療法を受けられます。

固定する場所は、土台となる顎の骨ではなく、骨量が多く硬い「頬骨」(きょうこつ)です。

この治療法によって、顎の骨の量や厚さを気にすることなく、インプラントを埋め込むことが可能になります。

 

インプラントのために骨を増やす治療にかかる期間と費用

インプラントのために骨を増やす治療にかかる期間と費用

インプラントのために骨を増やす治療にかかる期間と費用は、以下のとおりです。  

  • ・骨造成にかかる期間
  • ・費用相場

 

それぞれ説明します。

 

骨造成にかかる期間

インプラント治療に必要な骨造成にかかる期間は、選択する治療法によって異なります。  

治療法 治癒期間 治療内容
サイナスリフト 骨造成だけで約4か月~9か月 結合を含めたトータルで約1年 骨造成を先に行い、その後インプラントを埋入する
ソケットリフト 約3か月~6か月 骨造成とインプラント埋入を同時に行う

治癒期間を省くと、インプラントが骨と結合せずに失敗するリスクが高まります。

 

費用相場

骨造成は健康保険が適用されない自由診療です。 また、治療法によって、相場は異なります。  

治療方法 相場
サイナスリフト 15万円~30万円程度
ソケットリフト 3万円~10万円程度

骨造成はインプラント治療の追加費用となるため、最低でも3万円かかります。

 

骨が少ない人がインプラント治療で失敗しないために

骨が少ない人がインプラント治療で失敗しないために

骨が少ない人がインプラント治療で失敗しないためのポイントは、以下のとおりです。  

  • ・無理な手術を行う歯科医院を避ける
  • ・事前検査・リスク説明を丁寧に行う医院を選ぶ
  • ・メンテナンスを徹底する

 

それぞれ説明します。

 

無理な手術を行う歯科医院を避ける

骨の少ない人がインプラントで失敗しないため、無理な手術を強引に進める歯科医院は避けましょう。

骨造成を成功させるには、高度な専門技術と豊富な経験が必要です。

経験の少ない歯科医師が対応すると、インプラントが骨と結合しなかったり、術後に感染症のトラブルを引き起こしたりするリスクが高くなります。  

 

当院では、経験豊富な歯科医師が治療を担当しています。

詳しくは下記をご覧ください。

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事前検査・リスク説明を丁寧に行う医院を選ぶ

骨の状態は見た目で判断できないため、事前検査やリスクの説明を丁寧に行う歯科医院を選ぶことが重要です。

信頼できる歯科医院では、歯科用CTを使った3D画像診断で、顎の骨の厚みや神経の位置をミリ単位で正確に把握します。

 

また、治療に伴うリスクや期間について詳しく説明してくれる歯科医院は安心です

 

メンテナンスを徹底する

インプラントを長期間安定して使い続けるには、治療後のメンテナンスを徹底することが大切です。

インプラント治療後も歯周病と似た症状の「インプラント周囲炎」にかかるリスクがあります。

 

特に、骨造成を事前に行ったとしても、骨を失った原因が歯周病である場合が多いため、インプラント周囲炎を発症する可能性が高いです。

 

骨が少ない場合のインプラント治療まとめ

骨が少ない場合のインプラント治療まとめ

本記事では、骨が少ない場合にインプラント治療が難しい理由から最新治療法、注意点について解説しました。

治療の成功には、骨の状態を正確に診断し、経験豊富な歯科医師による安全な手術計画や治療後のメンテナンス体制が重要です。  

 

当院では、骨が少ない方でも安心して治療が受けられる環境が整っています。

インプラント治療を検討される際は、下記よりお気軽にご相談ください。

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投稿者: 岐阜駅前歯科クリニック矯正歯科

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