医院ブログ

2022.07.20更新

小児矯正


お子さまの歯並びに対して、疑問や悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?いつから治療を始めるべきか、ご家庭ではなかなか判断できないと思います。
そこで今回は、小児矯正の必要性や早期に治療するメリットを解説します。成長期が終わると適用できない治療もありますので、小児矯正を検討中の親御さまはぜひ参考にしてください。

 


小児矯正の必要性について
お子さまの滑舌や歯並びが気になる方は、歯科医院の受診をおすすめします。また小児矯正が必要かどうかに関わらず、お子さまの口周りについてお悩みのことがあれば、一度歯科医師に相談しましょう。
小児矯正は永久歯に生え変わる前にスタートできますし、適用できる時期が限られる治療法(非抜歯でできる歯列矯正など)も存在します。治療の幅を狭めないためにも、早めに受診しましょう。治療開始の目安は通常6歳頃ですが、当院では患者さま一人ひとりにとっての最適なタイミングをご提案いたします。


歯並びを整えた方がよい症例とは?
次の4つの症例に該当する場合、当院では治療をおすすめしています。


1.反対咬合(受け口)
2.開咬(オープンバイト)
3.上顎前突(出っ歯)
4.乱杭歯(叢生/八重歯)


それぞれ詳しく解説します。

 


1.反対咬合(受け口)
下の歯が前方に突出した状態を、反対咬合と呼びます。遺伝もしくは悪習癖が原因で起こる症状です。見た目の問題のほか、顎関節へ負担がかかったり、磨き残しによるむし歯リスクが増大したりします。


開咬(オープンバイト)
前歯の上下がうまく噛み合わない状態を、開咬といいます。食事の際にうまく噛み切れなかったり、発音がしにくくなったりします。放置すると、顎関節症を引き起こす可能性もあり危険です。


上顎前突(出っ歯)
上の前歯が前方に傾いた状態を、上顎前突といいます。口呼吸になることが多いため、口の中や歯の表面が乾いてむし歯や歯周病にかかりやすい口腔環境となるでしょう。お子さまの場合、平常時に口がポカンと空いているのが特徴です。


乱杭歯(叢生/八重歯)
乱杭歯は、歯がデコボコになった状態のことです。磨き残しが生じやすいため、放っておくとむし歯や歯周病になるリスクが高まるでしょう。

 


早期の治療をおすすめする理由
「子どもに早期から治療をさせるのはかわいそう…」
このような気持ちから、治療に踏み切れない親御さまは多いはずです。そこで、早期の治療で得られるメリットを5つ紹介します。


1.発音がスムーズになる
歯並びを整えることで滑舌がよくなり、発音がスムーズになります。
現在お子さまは、スムーズな発音ができていますか?サ行やタ行の発音が苦手、あるいは全体的に滑舌が悪い場合、歯並びに問題があるかもしれません。


2.お口の健康を維持しやすくなる
不正歯列の種類や程度によっては、食べかすが挟まりやすかったり磨き残しが生じやすくなったりします。するとブラッシングをしても汚れを十分に落としきれず、むし歯や歯周病を引き起こす可能性が高くなるのです。
歯列を整えることで歯磨きがしやすくなり、お口の中の清潔を維持できるでしょう。


3.コンプレックスの解消につながる
重度の不正歯列である場合、クラスメイトにからかわれるなどしてコンプレックスになる可能性があります。精神的な負担を軽減させるためにも、早めの治療は有効といえるでしょう。キレイな歯並びを手に入れることが、お子さま自身の自信へとつながります。


4.顎の偏りや歪みを軽減できる場合がある
顎が発達する時期に不正歯列や不正咬合を放置していると、偏ったり歪んだりしたままの状態で成長する可能性があります。結果的に、顎や輪郭が変形して非対称の見た目になってしまうでしょう。顎の歪みは見た目だけでなく、背中や首の筋肉を緊張させて全身へ負担をかけるリスクがあり危険です。早期の治療は、全身を健康に保つためにも非常に重要なのです。


5.将来的に非抜歯で歯列矯正を行えるケースがある
永久歯が生え揃ってから治療を始める場合、抜歯をして歯を並べるためのスペースを確保しなければなりません。顎が発達を終えていない時期に治療をすることで、顎の成長を促しながら歯を整えられます。将来的に再度歯列矯正の必要が生じても、非抜歯で治療できる可能性が高くなるでしょう。

 

 

投稿者: 岐阜駅前歯科クリニック矯正歯科

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