医院ブログ

2022.11.10更新

ゴムかけ


「ゴムかけ」は、歯列矯正の微調整に必要不可欠です。
「少しでも早く治療を終えたい」という気持ちは、歯列矯正を行うどの患者さまにも起こると思います。治療期間を延長させたり仕上がりに悪影響を及ぼしたりしないためにも、歯科医師の指示を守ってきちんと行いましょう。早く終わらせるコツを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 


ポイント1.外す時間を最小限に留める
ゴムかけは、患者さま自身による着脱が必要です。装着している時間が長いほど効果を発揮することを理解し、外している時間を必要最小限に留めましょう。
食事やブラッシングの際は外し、それ以外の時間は装着するのが基本です。慣れるまでは大変かもしれませんが、意識して習慣化させることが大切です。
面倒だからといって装着をサボると、治療期間がどんどん延びてしまうため注意してください。

 

ポイント2.習慣化させる
ゴムの装着には、毎回時間と手間がかかります。食事やブラッシングのたびに外したりつけたりするのは、決してラクな作業とはいえないでしょう。
サボりたくなる気持ちもわかりますが、その1回が治療の進行度合いを左右する可能性があります。習慣化するまでは意識的に着脱を行い、日常生活の一つとして身につけるよう努めましょう。

 

ポイント3.歯の移動を阻害する原因を取り除く
無意識に行なっている行為が、歯の移動を妨げている可能性があります。
中でも大きな影響を与えうるのが「舌による悪習癖」です。例えば、前歯のうしろで舌を押し付ける癖がある方は注意が必要です。無意識のうちに負荷をかけ、歯が移動しにくくなります。
舌が正しい位置に収まっておらず、前歯にくっついた状態の場合は改善が必要です。治療前に歯科医師から説明があると思いますので、指示に従って正しい位置へ置くよう意識しましょう。
また「食いしばり癖」がある方も要注意です。上下の歯に強い衝撃がかかり、歯の移動を阻害している可能性があります。
悪習癖を改善させるには、何より日常的に意識することが大切です。歯科医師の指示に従いつつ、改善を意識しながら生活しましょう。

 


注意点
冒頭でもお話ししましたが、ゴムかけを習慣化させることが歯列矯正を早く終える近道です。
これから紹介する注意点に気を付けながら、適切な方法でゴムかけを行いましょう。

 

気を付けるポイント1.正確な位置に装着する
ゴムを装着する位置については、歯科医師から事前に指導があると思います。誤った位置に引っ掛けると、別の歯が移動する恐れがあるため注意してください。ほかの歯が動いてしまうと、それを戻すために、本来は不要であったプロセスが発生します。
適切な装着位置が分からなくなった場合は、その時点で歯科医師に確認しましょう。また最初は時間や手間がかかりますが、慣れるとスムーズにつけられるようになります。それまでは、正確性を重視しながら丁寧に行うことが大切です。 


気を付けるポイント2.ゴムを毎日交換する
使用するゴムは、原則使い捨てです。伸縮性の問題があるので、何日も使い続けないよう注意してください。もったいないと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、消耗品であることを理解しましょう。
1日1回は必ず交換することが、期待通りの効果を得るための大切なポイントです。

 


スムーズな歯列矯正を行うために
歯列矯正をスムーズに行い、理想の仕上がりを実現するために重要なポイントがもう一つあります。それはズバリ「信頼できる歯科医師の治療を受ける」ということです。
近年は早さと安さをウリにする歯科医院も増えていますが、患者さまの歯列に合った治療計画でなければ効率よく治療できません。患者さま一人ひとりに合った治療計画を提案してくれる歯科医師に治療を任せることが、理想の歯並びをスムーズに手に入れるための一番のポイントです。
できれば複数の歯科医院でカウンセリングを受け、信頼できる医師に治療してもらいましょう。

 


まとめ
ゴムかけは、患者さまご自身でのつけ外しが必要です。また食事とブラッシングの時間以外は、原則つけておかなければならないため面倒だと感じる方も多いはずです。
しかしゴムかけには、数多くのメリットがあります。見た目だけでなく機能面を整えることにもつながるので、サボらず継続することが重要です。
併せて、悪習癖を改善させることも忘れてはなりません。
計画通りに歯が動く環境を、患者さまご自身で整えましょう。

投稿者: 岐阜駅前歯科クリニック矯正歯科

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