医院ブログ

2025.07.08更新

「インプラント治療は高齢だと受けられないのでは?」とお悩みをお持ちではないでしょうか。

インプラントは、自分の歯で噛めるようになる治療法として、多くの世代に選ばれています。

 

しかし、年齢が上がるにつれ、体力の低下や病気の影響から不安が残り、合併症のリスクや治療後の通院・ケアについても気になるでしょう。

本記事では、インプラント治療が可能な年齢や注意点、高齢者が受けるメリット・合併症のリスクなどについて、わかりやすく解説します。  

 

インプラント治療は何歳まで受けられるのか

インプラント治療は何歳まで受けられるのか

インプラント治療は、基本的に成人していれば20代から受けることができます。

一般的に顎の骨の成長が安定する20歳以降であれば、年齢に下限はなく、見た目や将来の健康を考え、20代でインプラント治療を選ぶ人が増えています。

年齢の上限も特に決まっていないため、高齢者でも健康状態が良ければ、インプラント治療は可能です。

骨の量や質・糖尿病など全身疾患がある場合は、歯科医院に相談することが重要です。  

 

70代・80代でも治療できる

70代や80代でも、条件が合えばインプラント治療が可能です。

インプラント治療の可否は、年齢ではなく、健康状態や口の中の状態によって判断されます。

持病があっても病状が安定していれば、治療を受けられる場合があります。

高齢になると骨密度の低下や糖尿病や心臓病などの疾患を持つ人が増えるため、インプラント治療を検討する際は、精密検査を受けましょう。  

 

年齢よりも全身の健康状態がカギになる

インプラント治療は、年齢よりも全身の健康や顎の骨の状態が重要です。

手術を安全に行えるかどうかは、体力や病気の有無・骨の量や質で決まります。

骨粗しょう症や顎の骨が痩せている場合は、インプラントが固定しなかったり、骨造成の追加処置が必要になったりするため、注意が必要です。

 

当院の骨が薄い方の治療法については、以下のページを参考にしてください。  

骨が薄い方の治療法について  

 

高齢者がインプラント治療を受ける際の注意点

高齢者がインプラント治療を受ける際の注意点

高齢者に限らず、インプラント治療を受ける際は、全身の健康状態や顎の骨の状態など、いくつか注意が必要です。  

  • ・糖尿病
  • ・骨粗しょう症(骨密度)
  • ・内服薬
  • ・喫煙

 

糖尿病は傷が治りにくかったり、感染しやすかったりします。

骨粗しょう症や他の治療による薬の服用などで骨の量や密度が足りないと、インプラントが安定しません。

 

また、喫煙習慣は血液の流れが悪くなることで、インプラント治療の妨げになります。

高齢者でも条件が整えば治療は可能ですが、手術後のメンテナンスや通院を続ける体力があるか確認することも大切です。  

 

高齢者がインプラントを受けるメリット

高齢者がインプラントを受けるメリット

高齢者がインプラントを受けるメリットについていくつかご紹介します。  

  • ・噛める喜びが生活の質を高める
  • ・食事が楽しくなり健康維持に効果的
  • ・体重の減少を防ぐ

 

それぞれ解説します。  

 

噛める喜びが生活の質を高める

インプラントが固定されて硬い食ベ物でも噛めるようになるため、満足度が高まります。

「噛める」ことで食事が楽しくなり、自然に笑顔や会話が増えて、全体的に生活の質が上がります。

 

また、入れ歯のストレスから解放されることで、日常の快適さや自信につながるでしょう。

入れ歯でお困りの方は、当院の以下ページを参考にしてください。  

入れ歯でお困りの方の参考ページ  

 

食事が楽しくなり健康維持に効果的

好きなものを食べられることは、高齢者にとって食事の楽しみにつながります。

インプラントによって咀嚼力が回復すると、肉や野菜など栄養価の高い食材をバランスよく摂取できるようになるため、健康的な体を維持しやすくなります。  

 

体重の減少を防ぐ

インプラントで噛みにくさを改善すると食事の量を保つことができるため、体重が落ちにくくなる傾向があります。

バランスよく食事を摂取することで体力や筋力にもつながり、転倒の予防や体調管理にも役立ちます。  

 

インプラント治療中の合併症リスクや治癒遅延の可能性も考慮

インプラント治療中の合併症リスクや治癒遅延の可能性も考慮

インプラント治療は、高齢になるほど合併症が起きたり、治りが遅くなったりします。

糖尿病や高血圧・骨粗しょう症など持病がある場合は、手術のリスクが高くなります。

 

例えば、糖尿病は傷が治りにくく、細菌に感染しやすいため、血糖値の管理が重要です。

骨粗しょう症の薬を服用している場合は、顎の骨が壊れやすくなるため、事前の確認が必要です。

 

さらに、高齢になると代謝が落ちて体力の回復力が下がるため、手術後の腫れや痛みが長引く、インプラントと骨が結合しにくいなどの可能性があります。

インプラント治療を成功させるには、事前の健康チェックと術後のケアが欠かせません。  

 

インプラント治療は多くの年齢層で実施できる

インプラント治療は多くの年齢層で実施できる

インプラント治療は、幅広い年齢層に対応できるため、若年層から高齢者まで多くの人に選ばれています。

基本的に、顎の骨の成長が完成する20代から治療が可能で、年齢の上限はありません。

インプラント治療で重要なのは年齢ではなく、全身の健康状態や口腔環境です。

 

糖尿病や高血圧などの持病があると、手術のリスクが高まったり、治療時間が長くなったりします。

顎の骨に十分な密度がないと、インプラントと骨の結合が難しい場合があります。

インプラント治療を検討する際は、自分の体や口の中の状態で治療が可能かどうか慎重に見極めることが大切です。  

 

インプラント治療が可能な年齢まとめ

インプラント治療が可能な年齢まとめ

本記事では、インプラント治療が何歳まで受けられるのかという疑問に対して、年齢より全身の健康状態や顎の骨の状態が重要であることについて解説しました。

高齢の場合でも、体力や口の中の状態が整っていれば、インプラント治療は可能です。

若年層でも、体調や骨の状態によっては治療が難しいケースがあります。

 

また、インプラント治療には合併症のリスクや、術後のケアも欠かせません。

安全に治療を受けるために、リスクや注意点を理解することが重要です。

インプラント治療を検討した際は、事前の精密検査や歯科医師とのカウンセリングで、自分の体と口の中の状態に合った治療法を見つけましょう。  

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投稿者: 岐阜駅前歯科クリニック矯正歯科

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