歯並びが悪いと起きるデメリット5選とその原因
2022.02.28更新
歯並びが悪いと起きるデメリット5選
①顔が歪んでしまう
噛み合わせが綺麗ではなく、上手に咀嚼できないと、噛む力が分かれずに1箇所に偏ってしまいます。その場合、アゴや顔の筋肉の成長に左右で違いができてしまい、顔が歪んでしまうリスクが高くなってしまうのです。
また、顔自体が歪んでしまう場合があるので、最後に体全体が歪み、その結果目眩や頭痛、肩こりなどの症状に困ることがあります。
②サ行やタ行の発音が難しくなる
歯並びが悪化していることで、舌が上手に機能せず、滑舌や発音が悪化することがあります。空きっ歯や、前歯が綺麗に噛み合っていないような症状だと、サ行やタ行などの発音が出しにくくなる傾向が表れます。
③外見の印象が悪くなる
歯並びが悪化することによって起きるデメリットと言えば、何と言っても「外見」の問題が存在します。
相手からの第一印象が悪くなるだけではなく、受け口によるしゃくれ顔、人によっては出っ歯はコンプレックスになってしまいます。そして、コンプレックスは精神的に多大なストレスになりかねません。
④虫歯や歯周病の可能性が高まる
虫歯や歯周病自体が、歯並びを悪化させる要因となりますが、その逆の可能性も十分に考えられます。歯並びが悪い場合は歯みがきがしにくくなり、特に隅々まで歯ブラシが届きにくくなるため、虫歯や歯周病になるリスクが大きくなってしまいます。
そして、きちんと歯磨きができない上に虫歯や歯周病になってしまうと、口臭まで悪化してしまうことがあります。
⑤消化不良や便秘の原因になる
歯並びが悪いと大抵の場合は嚙み合わせも悪いです。その中でうまく咀嚼することができない場合があります。咀嚼が正常にできないと、食べものを小さくすることができないため、大きいまま食べ物を飲み込んでしまう場合があります。
もちろんこの場合は、消化に時間がかかり、胃や腸に負担がかかります。この繰り返しが、消化不良や胃炎、下痢や便秘の要因になっている場合もあります。
歯並びが悪くなる原因について
①細菌による歯周病や虫歯
歯周病や虫歯が要因で、歯並びが悪化することがあります。幼い頃の歯である乳歯も虫歯になると後々生えてくる永久歯に悪影響が起きてしまいます。
「乳歯はいつか抜ける歯なのだから、歯周病や虫歯になっても大丈夫だろう」などと思わず、未来の永久歯のため、虫歯の予防を気をつけましょう。
②指しゃぶりなどの悪習慣
幼い頃からの子供の「指しゃぶり」や、「爪をすぐに噛む」、「頬杖」などの悪習慣も歯並びが悪くなる要因となってしまうパターンがあります。
幼い頃の悪習慣は何か不満があったり、満足出来なかったり、寂しさが要因になっているパターンも多いので、癖を改善することももちろん重要ですが、癖をしてしまうストレスを取り除いてあげることも大事です。
③先天的な原因
歯並びが悪くなる要因は、先天的なものと後天的なものがあります。まず、先天的な要因としてあげられるのが、「遺伝」です。親の肌や髪、目の色素が遺伝するように、歯の形状や大きさや歯並び、アゴの大きさも遺伝するのです。
つまり、親の歯並びが整っていないと子供の歯並びも悪くなる可能性が上がってしまうのです。
④後天的な原因
歯並びが悪くなる後天的な原因についてご紹介します。実は③の遺伝よりも後天的な原因のほうが、より歯列を悪化させると言われています。具体的には、アゴの発達不良も歯列が悪化する原因のひとつです。
アゴは噛むことによってアゴの骨が刺激され、成長します。噛む頻度が少なくいとその分、アゴが成長しなくなります。
幼い頃から、少し硬めの歯応えのある食べ物を選んで噛んで食べるようにすることをお勧めします。やわらかい食べものばかり食べないようにしましょう。
投稿者: